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穆天子伝:2020/2/20発表

本書は「中国最古の旅行記」と評される、西晋・荀勗編纂の書『穆天子伝』を基とする。穆王(ムーワン)は古代中国の周王朝・第五代の王である。原書では、穆王は西域へ大遠征を行った後、洛陽に帰還する。そこで彼は盛姬という娘と恋に落ちるが、悲劇的な別れを遂げてしまう。本書では、この穆王を「論(論理学)によって西域・崑崙の平定を目指す者」と位置付ける。彼は「論技」を操る造父・井利・畢矩・梁固・謀父・郊父・参百・耿?・芍及といった群臣達、心を分かち合う盛?、高奔戎や?豫といった逞しい禁衛軍、そして名馬・穆王八駿を連れ立ち、遥かなる旅へと繰り出した。黄河を越え、山脈を北西に越え…穆王一行は、各勢力に向けて「論和」を繰り出していく。そして、穆王一行は遂に西王母の統治する西王国の一歩手前まで辿り着く。だが、ここで原書同様、盛姬に悲劇が訪れる。結末の穆王の運命は、それまでの読者諸賢の言動選択により、分岐する。

掲載リンク 【前編】 【後編】

*三元論の軸 1)一次元の軸:見えるもの、形状や色彩、一次元的な点要素 2)二次元の軸:考えるもの、内容や知識、二次元的な線要素 3)三次元の軸:関するもの、時間や環境、三次元的な空間要素 ※なぜかこの文章を入れるとスマートフォンサイトでのフォントが拡大され見やすくなるので、仕組みがよく分からないまま導入、特別な意味はなし。